カカオの可能性
問いから始まる
2016年、ひとつの素朴な疑問から始まりました。
「チョコレートって、どこから来て、どうやってつくられるんだろう?」
チョコレートをつくるようになると、今度はカカオそのものについて、いろいろな疑問が生まれてきました。
カカオバターは? カカオパウダーは? 皮は?
ほかに、できることはないだろうか。
カカオの可能性を探すことは、nicaoにとって、そんな問いをひとつずつ試してみることです。
ひとつの答えが、次の問いになる
チョコレートをつくり始めたころ、目の前にあったのはカカオ豆と砂糖でした。
その後、カカオバターを使うようになり、ホワイトチョコレートやミルクチョコレートもつくれるようになりました。すると今度は、カカオパウダーで何ができるだろう、という新しい問いが生まれました。
ホットチョコレートを試し、プロテインを試し、やがてアイスクリームへ。最初からそうなると決めていたわけではありません。ひとつ試してみると、その先にまた別の問いが見えてきました。
捨てる前に、もう一度考える
カカオ豆を焙煎し、外側の皮を取り除くと、カカオハスクが残ります。
最初のころは、畑の肥料にしたり、笹の中にまいて自然に返したりしていました。でも、もともとカカオ豆の一部だったものを、本当に「捨てるもの」と考えていいのだろうか、という疑問が残りました。
調べて、まずは自分たちで食べてみるところから始めました。お茶にしてみたり、細かくして別の商品に使えないか試してみたり。うまくいかない方法もありました。
そこから、カカオハスクティーやカカオソルト、さらに細かな粉末にして使う方法へと、少しずつ可能性が広がっています。
うまくいかないこともある
新しいことを試しても、すべてがうまくいくわけではありません。
カカオパウダーからホットチョコレートをつくったときは、味は気に入ったものの、商品として続けるには手間がかかりすぎました。
カカオハスクを細かくしてプロテインに加えてみたときも、ハスクが沈んでしまい、思っていたようなものにはなりませんでした。
そこで、もっと細かく粉砕する方法を探し、専門の設備を持つ会社に相談することになりました。うまくいかなかったことが、次に試す方法を考えるきっかけになることもあります。
そして、まだ途中
今できているものもあれば、まだ試している途中のものもあります。
新しい使い方についても、今も少しずつ試しています。
できるかどうかは、やってみなければ分かりません。
だから今も、「ほかに、できることはないだろうか」と考えています。