Ice Cream
チョコレートから、アイスクリームへ
nicaoのアイスクリームは、チョコレートづくりから生まれました。
2024年の夏、チョコレートをアイスクリームにしたらどうだろう、という話から試作が始まりました。
私たちがつくりたかったのは、単なるチョコレート味のアイスクリームではなく、nicaoのチョコレートを、アイスクリームという形で味わうものです。
そのためには、アイスクリームをつくる技術を持つ人と一緒に取り組む必要がありました。
一緒につくる
アイスクリームをつくるには、チョコレートとは違う設備や技術が必要です。
そこで、札幌のアイスクリーム工房と一緒に試作を始めました。
nicaoでは味の方向性を考え、アイスクリームに使うチョコレートやチョコチップをつくります。アイスクリームそのものは、専門の設備と技術を持つ工房に製造をお願いしています。
最初から完成したレシピがあったわけではありません。試して、食べて、調整して。そのやり取りを重ねながら、少しずつ形になっていきました。
チョコレートをアイスクリームの中に
ダブルチョコレートには、グアテマラの同じ農園のカカオからつくられたカカオパウダーをアイスクリームに使い、nicaoの70%ダークチョコレートをチップにして加えています。
チョコチップは、アイスクリーム用に別のものを仕入れるのではなく、nicaoでチョコレートをつくり、チップ状にして工房へ送っています。
抹茶のアイスクリームにも、nicaoでつくったホワイトチョコレートのチップを使っています。
アイスクリームになっても、チョコレートづくりで使ってきたカカオや、自分たちでつくるチョコレートを、そのまま生かすことを大切にしています。
アイスクリームとして考える
チョコレートを入れれば、それだけでnicaoのアイスクリームになるわけではありません。
ベースには北海道産の牛乳と甜菜糖を使い、卵は使っていません。チョコレートや抹茶など、使う素材に合わせて、工房と一緒に配合を調整しています。
どれかひとつの素材だけを強く主張させるのではなく、それぞれの素材がアイスクリームの中で自然に感じられるバランスを探しています。
ダブルチョコレート、抹茶ホワイトチョコチップ、パッションフルーツ。それぞれ同じ考え方から始まっていますが、使う素材によって、甘さやチョコレートの量、全体のバランスは変わります。
チョコレートづくりで培ってきたものを持ち込みながら、アイスクリームにはアイスクリームのつくり方がある。その違いを知ることも、新しいものをつくる面白さのひとつです。