Guatemala
ひとつの農園から
nicaoでは、グアテマラの家族所有のひとつの農園から、カカオを直接輸入しています。
たくさんの産地を使い分けるのではなく、同じ農園のカカオと長く付き合い、その味や使い方を知ってきました。
チョコレートから始まり、カカオバター、カカオパウダー、アイスクリームへ。同じ農園のカカオと向き合うことが、nicaoのものづくりの土台になっています。
出会いのはじまり
nicaoを始めたころは、日本の輸入業者からカカオ豆を仕入れていました。
ところが、そのカカオ豆が手に入らず、別の産地の豆に変えることになりました。その経験から、味だけでなく、安定した仕入れの大切さも知りました。
そこで、自分たちで農園を探し始めました。生産者と買い手をつなぐオンラインの場で、今のグアテマラの農園を見つけました。
最初に届いたのは、数キロのカカオ豆でした。小さな会社だった私たちに、グアテマラからサンプルを送ってくれたことを今でも覚えています。
同じカカオと付き合う
私たちは、同じ農園のカカオを長く使いながら、その特徴を少しずつ知っていくことに面白さを感じるようになりました。
同じカカオでも、焙煎や挽く時間、砂糖の割合、素材との組み合わせで、仕上がりは変わります。
nicaoの70%ダークチョコレートは、その土台のような存在です。そこから、コーヒーやラズベリー、生姜、梅酒レーズンなど、さまざまな素材との組み合わせを試してきました。
同じカカオを使いながら、ほかの要素を少しずつ変える。そうすることで、仕上がりの違いを少しずつ知ることができます。
長く付き合うということ
私たちがこの農園からカカオを買い始めてから、長い年月が経ちました。
最初に数キロのサンプルを送ってもらったころから、少しずつやり取りを重ね、今ではこの農園のカカオはnicaoのチョコレートづくりに欠かせないものになっています。
同じ農園から買い続けることは、原料を選ぶということだけではありません。誰から買うのか、どんな関係を続けていくのかということでもあると感じています。
これからも、同じカカオと向き合いながら、その先に何ができるのかを考えていきたいと思っています。